「H&M」とユニクロ

「H&M」は、売上高世界3位の衣料品専門店です。

「H&M」日本1号店を東京・銀座にオープンし、低価格と品ぞろえの豊富さを武器にした巨大チェーンが、衣料品需要が低迷する日本市場に上陸しました。

国内流通業界で独り勝ちしているユニクロの強力なライバルとなる可能性を秘めていて、国内勢との顧客争奪戦が激化しそうです。

ユニクロ、「H&M」とも海外拠点で生産し、販売まで一貫して手掛けることで低価格を維持している点は同じですが、両社の大きな違いは商品戦略です。

ユニクロはベーシックな商品を安定して提供するのに対し、「H&M」は独創的なデザインや「旬」の商品を次々投入し、購買意欲を刺激する手法。

ユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は、「H&M」の日本進出を「日本は開国した。今年は世界市場に取り込まれる最初の年だ」表現しています。

「H&M」の最高経営責任者Rolf Eriksen(ロルフ・エリクセン)は、「日本はH&Mにとって非常に心躍る魅力的な市場。ファッション意識の高い顧客が大きな購買力を持っている」とコメントしています。

「H&M」銀座店

「H&M」は、トレンドを取り入れたデザイン性の高いアイテムを値ごろ感のある価格帯で展開。

「H&M」銀座店では、レディス・メンズ・アクセサリーを扱い、「銀座」という地域性を考慮し、「クラシック」ラインを豊富に取りそろえました。

「高級感」のあるインテリアで、「H&M」の他国の店舗との違いを出しています。

「H&M」は日本上陸が明らかになった2006年ごろから話題を集めてきたこともあり、1号店となる銀座店のオープン前には、前日夜からの待機組を含む約3,000人が並びました。

その行列は銀座8丁目を曲り、海岸通り、昭和通り、晴海通りまで伸びたそうです。
オープンでは、先頭500人にオリジナルTシャツが配られました。

「H&M」銀座店は、黒と白が基調の落ち着いたインテリアで、銀座らしい高級感が漂っています。

日本で「H&M」を運営するヘネス・アンド・マウリッツ・ジャパン(渋谷区)のクリスティン・エドマン社長は「銀座に1号店を出店したのは、ニューヨークのフィフスアベニューのような日本の一等地だから。今後出店を予定している原宿、渋谷を含めた3店舗のマネージメントにフォーカスし、日本でのニーズを見ながら今後の展開を調整していきたい」と話しています。

「H&M」(ヘネス&モーリッツ)の名前の由来

「H&M」(ヘネス&モーリッツ)は、アメリカでは日本と同じくヘネス&モーリッツと呼ばれていますが、実はこれは英語読みです。

「H&M」の発祥の地であるスウェーデンのスウェーデン語では「H&M」(ヘネス&モーリッツ)は、ヘンネス・オック・マウリッツという名前です。

「H&M」のH&Mは、スウェーデン語で読むとホーエムという読み方になるそうです。

「H&M」のお店の名前の由来のヘネスは、スウェーデン語で彼女という言葉を表しています。

もともと「H&M」は、創業当時にはヘネスと言う名前で婦人服だけを取り扱っているブランドでした。

その後、紳士服を取り扱っている銃のお店をヘネスが買収したことから紳士服の取扱もするようになりました。

その買収したお店がモーリッツという名前だったことから、婦人服&紳士服ということもあり、今までの二つの名前を組み合わせた「H&M」(ヘネス&モーリッツ)という名前をつけたのがブランドの名前の由来になったそうです。

「H&M」、お勧めアイテム

「H&M」アイテムの中で一番お勧めは、ニットです。

リーズナブルな値段の割には素材感がよく、デザインも最旬でいい事づくしなのでお勧めです。

この秋冬「H&M」は、クラシック&リラックスの流れから、ザックリした物やモコモコしたニットなど、懐かしくて温かいアイテムがたくさん登場しています。

ニットをカジュアルに着こなすのではなく、クラシカルに魅せるスタイリングが新しく、肩肘張らないニットスタイルで新フェミニンを打ち出すムードは取り入れたい商品になっています。

そんな中「H&M」で一番活躍しそうなアイテムがニットワンピース。
ヒラヒラしたワンピースより一段上を狙える、量感あるモードなワンピースです。

ここ数シーズン人気の続いたフェミニンな着こなしですが、今季はさらにひねりを感じさせて対極のマニッシュやボーイズテイストを加えるとピリリとした味付けの着こなしになりそうです。

「H&M」でお勧めのアイテムはジャケットやパンツなど。

きちんと感を感じさせるレイヤードルックにも注目で、チェック柄でトラッドを崩すのも新鮮です。

メンズ風ジャケットの丈を伸ばしたようなデザインのコートやロングTシャツなど、ボーイズ感覚を取り入れるのが「H&M」流。

必ず女性らしさは残して、クラシカルなヒール靴で合わせたり、ノーブルなボウ(蝶)タイをプラスしたり、ゆるめリラックス感な着こなしがフェミニンに魅せてくれます。

「H&M」の人気は?

「H&M」(ヘネス&モーリッツ)は、スターデザイナーとコラボレーションしていることで有名になっています。

クロエのデザイナーであったステラ・マッカートニーと「H&M」のコラボレーションや、ステラ・マッカートニー(ポールマッカートニーの娘)、ヴィクター&ウルフと「H&M」のコラボレーションも有名です。

また、シャネルのデザイナーであるカール・ラガーフェルドと「H&M」がコラボレーションして注目を集めていたこともありました。

「H&M」では、色々なコラボレーションを組むことによって話題を振りまき、新しいファッションセンスを生み出しています。

「H&M」のアメリカのマンハッタンにある第一号店は、ニューヨークの5番街にあり3階建ての建物で、毎日沢山の人でにぎわっています。

「H&M」のマンハッタンのお店は、ニューヨークのマンハッタンを歩いていればすぐわかるインパクトがあり存在感のある建物です。

ヨーロッパでは1300店舗、アメリカニューヨークのマンハッタンに8店舗「H&M」のショップが展開しています。

「H&M」の人気の理由は、トレンドを抑えた最新のファッションスタイルの洋服と、リーズナブルな値段で販売されているからのようです。

「H&M」のショップ誕生は?

「H&M」(ヘネス&モーリッツ)は、スウェーデンのセールスマンによって創業されたブランドです。

「H&M」のブランドの創業者がアメリカを旅行していた際に、上質の洋服を大量生産することで安くリーズナブルな価格で販売することが出来るというお店を思いつき、スウェーデンに帰国後にショップをオープンさせました。

「H&M」の第一号店は、1947年にオープンしました。

はじめは婦人服だけの取扱で、今の「H&M」というブランド名ではなくヘネスという名前でした。

1950年代から1960年代には、ショップはどんどん拡大していき、1964年にノルウェーに初めての「H&M」の海外進出となるショップがオープンしました。

1968年にはストックホルムにあった銃の販売店を買収し、この時から紳士服も取り扱うようになって、今のショップの名前である「H&M」がつけられました。

そして2000年には、アメリカニューヨークのマンハッタンにアメリカ初の「H&M」店舗をオープンして現在に至っています。

「H&M」をフェミニンに・・・

「H&M」流ハイファッションの象徴は、トップデザイナーとのコラボレーションです。

「シャネル」のカール・ラガーフェルド氏をはじめ、「ステラ・マッカートニー」「ヴィクター&ロルフ」「ロベルト・カバリ」などの有名ブランドを率いるデザイナーや、大物歌手マドンナとのコラボを実現し話題を呼びました。

この春はフィンランドを代表するテキスタイルブランド「マリメッコ」とのコラボ商品が発表されています。

ますます、話題沸騰中の「H&M」。

日本に入ってきた「H&M」の商品は、この秋冬モードで軸になる「クラシック」がトレンド。

「H&M」はストレートに過去のクラシックを表現するのではなく、新しいエッセンスを加えて新顔によみがえらせました。

人気の続いたフェミニンは、秋冬はひねりを加えて進化させています。

マニッシュ、ボーイズテイスト、スポーツなどのスパイスをミックスして、エレガンスを崩すのが「H&M」の新スタイルです。

造形美を感じさせる「H&M」の立体ドレスは、カラータイツで合わせて、ニーハイブーツとも相性バツグンです。

マスキュリンなテーラードジャケットをオンしてエッジを効かせると、フェミニン&マスキュリンで魅せる着こなしになります。

久しぶりに復活したブラウスも今年の「H&M」顔アイテム。

ミディ丈(膝丈)のクラシカルなタイトスカートのウエストにインする着こなしは定番化しそうです。

続々オープン「H&M」

最旬トレンド服を、あれもこれも大人買いしたい!そんなことが実現できるのは「H&M」ならでは。

「H&M」は、最旬トレンド×低価格×ハイファッションといういい事づくしの三拍子です。

「H&M」は、東京・銀座に2008年9月に日本第1号店をオープン。

11月に「H&M」原宿店がオープンします。

2009年秋には「H&M」渋谷店のオープンも控えています。

日本上陸に当たって、「H&M」がコラボの相手に迎えたのは、「コム デ ギャルソン」のデザイナー川久保玲氏。

海外デザイナーからのリスペクト度が最も高い現役日本人デザイナーです。

日本が誇るパリコレクション・ブランドと「H&M」のタッグは日本のファッション界にも大きな衝撃を与えました。

このコラボレート商品は世界に先駆けて、11月上旬オープン予定の「H&M」原宿店で先行展開されます。

「H&M」原宿店の後に、世界29カ国で販売されます。

H&Mとは?

「H&M(エイチ&エム)」台風が日本の東京・銀座に9月に、日本第1号店をオープンしました。

スウェーデン発のブランドで、低価格と最新モードに強みを持つ「H&M」は、Hennes&Mauritz(ヘネス・アンド・マウリッツ)の略。

ファストフードになぞらえて「ファストファッション」と呼ばれるほど、スピーディーな商品展開で人気の低価格衣料店です。

この分野では、世界最大手の「GAP」や国内トップの「ユニクロ」とどこが違うの?と思う人も多いと思いますが、実はかなり違います。

最も違う点は、「H&M」は自社ブランドのコンセプトの中に、「ハイファッション」という言葉を明記しています。

「ハイファッション」とは、高価の意味ではなく、最先端のモードという意味です。

ニューヨークやパリで発表された最新ファッションにも後れをとらないモード感は、トレンド性の高い商品をそろえたセレクトショップや百貨店に匹敵します。

それでいて「H&M」は、価格の安さは圧倒的で買い物カゴにどんどん詰め込みたくなる気分になります。

加えて商品の回転が速く、売り場に行く度に、店頭には新商品が入荷しています。